工務店の経営状態を見極めるならこの基本ポイントを必ずチェック!

工務店の経営状態を見極めるならこの基本ポイントを必ずチェック!
家の新築やリフォームを工務店に依頼したいけれど、何だかちょっと不安がある、こんな人もいるのではないでしょうか。
街中の工務店といえば、地域で代々にわたって大工さんが経営する、小規模なお店をイメージするはず。
そのため施主さんの中には、頼りなさを感じてしまうケースがあるのも事実です。
特に規模が小さいことによって経営の実態が不明確なお店も少なくないたので、一層不安も増してしまうのかもしれません。
確かに経営状態が不安定な工務店に依頼してしまうと、工事中や完成後に倒産してしまい、予定通りの住まいが実現しなかったり、十分なアフターメンテナンスが受けられない等、様々なリスクが生じることも考えられます。
このようなリスクを避けるためには、あらかじめ工務店の経営状態をよくチェックしておくことが肝心です。
この点、素人の方でも比較的簡単に見極められるポイントが、施工実績の豊富さと自社施工の有無です。
過去の施工数が多いほど信頼性が高く、経営の状況も安定していることが推測できます。
また自社施工ではそれなりに技術力や財務力が必要になるため、自社でトータルに施工している点も、経営の状態を見極める重要なポイントになります。
注文住宅を工務店で建てる場合は自社施工かを考える
注文住宅を工務店で建てる場合、自社施工であるかを考えることが大切です。
自社施工会社とは下請け業者に丸投げせず、自分の工務店で施工工事をしっかりと行う会社を指しています。
このような工務店の場合、下請け業者に依頼をしないので中間マージンが発生せず、全体的な費用を抑えることが可能になっています。
費用が抑えられた分住宅の質を向上させることができており、結果として顧客満足度も高めです。
またきちんとした教育がなされていることから、工事の質が良い、打ち合わせから施工までスタッフが変わらないのでコミュニケーションがしっかりと図れるという点も魅力になっています。
トラブルが生じた場合もすぐに対応することができるほか、アフターメンテナンスも丁寧に行ってもらえるメリットがあります。
なお工務店によっては建築士の名前だけを借りていたり、施工実績に下請け業者のものも含めたりしている所もあります。
自社で本当に施工を行っているかを判断するためにも、様々な情報や口コミを集め冷静に選ぶようにします。